釣りバカ日誌 6 (1992)

「釣りバカ日誌」シリーズ六作目。講演会で岩手県・釜石にやってきた浜ちゃんが、社長に間違われ、珍騒動が持ち上がるというもの。マドンナ役は久野綾希子。その娘役に喜多嶋舞が抜擢された。

出演:久野綾希子、喜多嶋舞

釣りバカ日誌 6 (1992)のあらすじ

鈴木建設・営業三課の浜崎は相変わらず釣りに明け暮れる毎日を過ごしていた。一方、社長の鈴木は、バブル崩壊などの影響で諸問題に囲まれ釣りを楽しむ暇もない。その上、妻の海外旅行でやもめ生活を余儀なくされていた。そんな鈴木を家に招待した浜崎は、釜石に行ってアイナメを釣ろうと提案した。奇遇にも週末、釜石で講演会を行うことになった鈴木は喜び勇んで、浜崎を半ば誘拐するように連れ、岩手県へと出掛けた。釣りざんまいの一日を過ごした鈴木は大満足。疲れ切った浜崎を車の後部座席に乗せて講演会のために用意された宿へ向かった。しかし、出迎えた市職員は浜崎を社長と間違えてしまい、逆に運転手と間違えられた鈴木は、美しい仲居の澄子(久野綾希子)に世話をやかれることになるのであった。澄子が結婚間近の一人娘(喜多嶋舞)を持つ未亡人なのを知った鈴木は、彼女にほのかな恋心を抱く。一方社長に仕立てられた浜崎は、無事講演会を努め、市職員たちや澄子を騙し通した。東京に帰ってくると、娘の結婚式のために東京にやってきた澄子が、鈴木を訪ねてきた。結婚式にも身分を偽って出るつもりであった二人だが、ちょうど居合わせた記者の橘が浜崎の身分を暴露してしまい、鈴木はついに自分が社長であることを白状した。

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