釣りバカ日誌 (1988)

釣りキチの会社員と初老の社長とのふれあいを描く。やまさき十三、北見けんいちの同名漫画の映画化で、脚本は山田洋次と、桃井章が共同で執筆。監督は栗山富夫、撮影は安田浩肋がそれぞれ担当。

出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、丹阿弥谷津子、谷啓、山瀬まみ

釣りバカ日誌 (1988)のあらすじ

釣りキチのサラリーマン・浜崎伝助(西田敏行)は、ある日高松から東京本社へ転勤を命じられた。伝助が愛妻みち子(石田えり)と共に引っ越したのは北品川の釣り宿の2階だった。伝助を迎えた鈴木建設の営業三課では、なんとなく彼の怠慢病が蔓延してきている。昼に伝助は食堂で社長の鈴木一之助(三國連太郎)と知り合ったが、お互いに素姓は知らない。二人は意気投合し、釣りに行く約束をした。釣りの日一之助は伝助の家でもてなしを受けた。伝肋もみち子も一之助を孤独であまり裕福ではない老人と錯覚したのだ。一之助は教えてもらった電話番号から伝助が自分の会社の社員であることを知る。ある日、みち子は伝肋の忘れ物を会社へ届けに行き一之助の正体を知った。伝助とみち子は複雑な気持だった。やがてまた転勤の季節になり伝助は高松へ戻ることになった。伝助は車中から一之助に電話を入れて友情を誓うのだった。

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